ヨーレイカやコールマン、ノルディスクなど100年以上の歴史を持つアウトドアブランドから、もはや伝説となっているテントのMoss、
近年注目されているビッグアグネスやニーモ、ゴーライト、定番人気のヒルバーグやMSRなどなど、海外アウトドアブランドの
創業や歴史などをまとめてみました。
設立は1895年、創業100年以上の歴史を持つアメリカ生まれのアウトドアブランド。
オートキャンプや山岳用だけでなく寝袋やキャンピング用品、米軍で使用するミリタリーテントも作っているアメリカでは有名なメーカー。
高品質、高性能、軽量、簡単設営で、幅広いキャンパーに指示されている。
1970年代のバックパッカー&アウトドアブームで、ヨーレイカの軽量で簡単なテントが話題になった。
ちなみに「ヨーレイカ」意味は「見つけた」「分かった」という意味。
1899年、ウィリアム・コフィン・コールマンがてオク ラホマ州で創立。
ランタンのセールスから始まり、「コールマン・アーク・ランタン」を開発。
戦後はアウトドアレジャーへの関心の高まりに合わせ、技術と信頼を活かしてアウトドア用品を開発して世界で愛されるブランドに成長。
ブランドのロゴマークには、キャンピングシーンに革命を起こした「コールマン・アーク・ランタン」を採用している。
アウトドア用品を取り扱ったメーカーとしての歴史は古く、既にコールマンは100年以上の実績を積み重ねています。
歴史もあり商品も豊富で、ランタンや ストーブはコールマン抜きには語れないほど。
アウトドアブームの火付け役でキャンプ用 品ではトップブランドの地位を確立。
世 界中で使われている、ネームバリューNo.1の老舗人気ブランド。
1901年デンマークで創業。
フェザーとダウンの売買を中心とする事業から始めて、60年代にドイツにアウトドア装備を扱う「ノルディスク・フライツァイト社 (Nordisk Freizeit)」を設立。「Caravan(キャラバン)」というブランド名であらゆる種類のアウトドア 製品を扱い、急速にブランドリーダーとなり、ヨーロッパのアウトドア産業創出に貢献。
1991年以来、ノルディスク社の全製品は 「NORDISK」というブランド名に改定。
創業から100年以上の歴史を持ち、特に有名なテントがティピ型テントSiouxとパオ型のテントNando。
クラシックラインからテクニカルラインまで寝袋やテント、食器やパックなど幅広く展開し、本格派アウトドアユーザーから長年信頼されている。
かわいげのある白クマのロゴマークも人気です。
また、ノルディスクは軍用のモデルも手掛けており、実用性をしっかりと考えられた点も評価されています。
2010年日本で正式展開されています!
1969年に登山家 Larry Penberthyがク ライミング用品の安全性と信頼性の研究のためにMSRを創設。
コンパクトなテントや調理器具、ストーブな ど本格的な登山・キャンプ用 品を開発し、
世界中の冒険家や登山者、旅行者から愛され続けているブランドです。
2001にカスケードデザイン社に買収される。そのカスケード社も豊田自動織機により買収される。
FOR LIFE Marmot。生還するためのプロダクト。
1971年、アラスカの氷河を研究するプロジェクトで知り合ったエリック・レイノルズとデイヴ・ハントリーにより誕 生。
アウトドア界で初めて『Gore-Tex』の素材を採用するなど、極限環境において も快適に過ごせるプロダクトを追求。
トップクライマーから絶対的な信 頼を得る、高機能で高感度な、アメリカ生まれの本格的アウトドアブランド。
極限へと挑む世界中の人々から信頼され続 けています。
日本ではメジャーではありませんが、アメリカではノースフェイス、パタゴニアと並んで
アメリカの3大ブランドの一つとして認知されているとのこと。
ブランド理念
「シェルター(住居)はわれわれの生活にとって必要不可欠です。
荒野に立った時、天候から身を守るシェルターを容易に持ち運べるということが、
Hilleberg(ヒルバーグ)テントを製造する上で基礎となっています」
1973年の創業のス ウェーデンのテント専門メーカー。
1973年にRenate Neunerと協業をしインナーとフライシートが一体となった世界初のテントを開発。
1975年には通常のナイロン素材の約7倍もの強度があるとされる「ケルロン」をフライシートに採用。
ヒルバーグ クオリティとは?
まずは軽量であることが大前提。
次に耐久性、利便性、多種多様な気候条件に順応する多様性、快適性、そして人間工学に基づいたデザインをあわせもつ製品。
厳しい性能基準を元に、製品化まで長い月日をかけてテストを実施し基準を満たしたものだけが採用されます。
ヒルバーグの品質と信頼性に優れた製品は多くの登山家から高い評価を得ています。
また、軽量かつ強靭なヒルバーグの タープは特殊部隊や極地遠征隊にも使われるほどの耐久性 を誇ります。
登山家向けの本 格製品がメインで、レジャー用途には向かないと言われている。
Moss(モス)はBill Moss(ビル・モス)が1975年に創設したテントのブランドです。
現在、テントと言えばドーム型が一般的ですが、このドーム型テントを世界で初めて作ったのがこのBill Mossです。
過酷なフィー ルドで安全に泊まる事しか考えてなかった時代に「機能美」と言う概念をもたらした。
ビル・モス自身がオリジナルのモスカラーと言う「バーガンディー(濃い紫)×ベージュ×クリーム」の温かみを持つ色合いが特徴。
Mossのテントは芸術的に評価され、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久収蔵品されているとのこと。
調べたところ、Mossのテント部門は最終的にMSRに買収され、さらにMSRは米Cascadeに買収さ れ、さらにその米Cascadeを
2013年に豊田自動織機が買収したみたいです。
ブランドとしては2001年に消滅していますが、今でも熱狂的なファンが多くテントのコレクターも存在し、
オークションではMossのテントに数十万円の値段が付いたりする事もあるそうです。
まさに伝説のテント。
1989年設立。 クライミング & バックカントリーギアからトレッキングギアまで、高い製品開発力と信頼性を誇る登山用品製造メーカー。 頼できる道具を作るというシュイナード氏のポリシーを忠実に受け継いで、常に最高品質のハードギアを開発す ることを目的としている。 社名は、クライミングハード ウェアを象徴するブラックスミス(鍛冶屋)のブラックとシュイナードイクイップメント社のシンボルマークであったダイヤ モンドを合わせたもの。
1993年創業の山岳用品メーカー(カリフォルニア州バークレー)。
アウトドア業界で長年のキャリアを有し、また自らアウトドアスポーツを本格的に取り組んできたマ イク・ウォーレンフェルズ(現社長)、ジャック・ギルバート、ポール・クラマー、ペイジ・ブッチャーの4人によって誕生。創業当初から山に焦点を当て、世界中の高い山々へと挑戦する人々、限界に挑 戦する人々に高機能の商品を提案。
2003年には「コロンビア」グループの傘下。
1997年設立されたフランス大手のアウトドアブランド。
ケシュアというブランド名はアンデス山脈を拠点とするケシュア民族の名前に由来。
「革新的なアイテムを、お求めやすい価格で提供する」がコンセプトのフランス最大規模の総合アウトドアブランド。
すべての製品の設計・開発から製造・販売までを自社で行うことで、高い品質・機能をロープライスで実現している。
2003年、世界アウトドア・ブランド・売上ランキングにおいてTOP10入りを果たす。
2009年、国内で初めてQuechua(ケシュア)のポップアップテント「2 SECONDSシリーズ」が販売開始。
昔ながらの本格的なアウトドア用品ではなく、革新的でお洒落なものを手が届く値段で提供しているイメージ。
GOLITE(ゴーライト)とは、米国コロラド州ボールダー発のアウトドアブランド。
新婚旅行でキリマンジャロ登山に行くほどのアウトドアフリーク なCoupounas夫妻によって1998年設 立。
バックパッカーとしの経験から、身に付けているモノの軽量化の重要性を痛感し「軽量」にこだわったアイテムを提案している。
シンプルで美しいデザイン性に対する評価も高く、数々の アウトドア専門誌の受賞暦を持つ。
2003春夏からはさらに ADVENTURE RACEに着目し、より機能的、軽量、タフな製品がラインナップされているとのこと。
2002年カム・ブレンシンガーが大学在学中に『 高度な技術とデザイン性を兼 ね備えたアウトドアギアを提供する 』ことを目的として設立。
2005年のISPOにおいて世界中の数あるアウトドアギアの中でもっとも革新的なものにだけ与えられる 「Brand New Award」を受賞。
斬新な テントやスリーピングパッドなどスマートかつユニークな製品を次々に創り続けています。
ニーモのテ ントは世界中の登山家や冒険家から支持されており、世界中にその輪を広げています。
2001年アメリカ コロラド州で設立。 「The Mother of Comfort ! 」をテーマに超軽量テントからファミリーテントまで幅広く展開している新進ブランド。 歴史は浅いブランドながら、テントや寝袋をメインに本格的な作りと環境にやさしいリサイクル素材を使用するなど、 アメリカでも知名度が高い。
スイス発のアウトドアブランド。 とても軽くて扱いやすくて快適、ユーザー目線で細く配慮されたアイテムを展開しウルトラライト志向のユーザーから支持されているブランド。 ちなみにEXPEDとは「expedition equipment 登山装備」を意味。 2012春に日本で本格展開。