クーラーボックスはキャンプの必須アイテムで、氷や保冷剤を入れて冷たい飲み物や新鮮な食材 などを保管する大切な道具です。
キャンプハイシーズンの夏では、クーラーボックスの保冷力はとても重要です。
クーラーボックスを選ぶ際に、ついつい安くてかっこいいデザインで選んでしまいがちですが、
ちゃんと自分たちのキャンプスタイルに合ったクーラーボックスを探せる知識を付け、選ぶ事が大事です。
例えばデイキャンプがメインで、1泊以上のキャンプをしない事が多い場合は大きくて保冷力のあるクーラーボックスは不要ですし、
逆に飲み物がメインの小さなクーラーボックスのみで、食材はキャンプ場周辺の道の駅やスーパーで地元野菜を購入するほうがいいかもしれませ ん。
さて、自分たちのスタイルがイメージできたら次はクーラーボックス選びになります。
何時間の保冷を求めているのか自分たちのスタイルに合った保冷力を検討する。
いつも何人ぐらいの人数になるのか想定する。※保冷剤スペースも考慮する。
他のキャンプ用品の量も考えて車に乗せれるのか確認。使わない時の自宅保管場所も考えておく!
食材を入れたときの総重量を確認。キャンプはクーラーボックス以外にも重い物は沢山あります!
何事にも予算はありますから。
これから紹介する断熱材の種類によって保冷力が違います。また、同じ断熱材でもその厚さによっても保冷力は変わります。 断熱材が厚ければ厚いほど保冷力は上がりますが、収納エリアも狭くなり重くなります。 また、保冷力は断熱材以外では密閉性によっても変化します。 高価なクーラーボックスは、密閉性を高めるたの構造やパッキンにいたるまでこだわって製造されています。
ホームセンターなどで販売しているお手頃クーラーボックスは発砲スチロールタイプが多い。
発泡スチロールより保冷効果が高い断熱材になります。発砲ウレタンの厚さが増すほど高性能となります。その分収納量少なくなります。
発砲ウレタンの何十倍の断熱効果がある断熱材ですが、その分お値段も高価です。真空状態の熱伝導&熱伝達はゼロになり、6面真空断熱パネルは最高のクーラーボックスになります。
【家族4人想定】 ・デイキャンプ 20〜30L 食材が少ない場合はソフトクーラーバッグ(30L)でもいいと思います。 ・1泊2日 30L〜50L+ソフトクーラー ・2泊3日 50〜70L+ソフトクーラー
4人家族の場合を想定すると、まずは30L〜40L程度のハードケースを基準にして、ソフトケース(20〜30L)を組み合わせる。 ハードケースを食材用にして、保冷効果を長続きさせるためできる限り開閉しない。 ソフトケースは飲み物専用にする。ソフトケースは折りたためるので帰りの荷物スペースが広くなる。 これであれば、デイキャンプはもちろん、1泊2日程度なら対応できると考えています。
クーラーボックスの保冷力を維持する工夫