キャンプの定義:休息やレジャーを目的とした、野外において一時的な生活をする事。
大自然の中で共同生活をする事で、共に寝食をし協調性・友情・責任・連帯感・奉仕の精神などを学べることがキャンプです。
そして文明の発達した都会とは違い、原始的な生活に近い自然の中での生活は、野生動物や植物との出会い、自然の美しさや厳しさを感じる素晴らしい体験をできるのもキャンプの魅力です。
キャンプの場所は高原、林間、草原、湖畔、河原、海岸が主な場所で、ロケーションによっても道具や楽しみ方、ルールやマナーもかわってきます。
まずは目的をはっきり決め、キャンプ場の情報や周辺情報などを調べ、きちんと予約をする事がキャンプを成功させるポイントになります。
登山と比べて比較的安全なオートキャンプ場ですが、もうそこは厳しい自然の中でもあります。
川での水難事故や岩場での怪我、危険生物(蛇、鉢、ブヨ、アブ、山ヒル)も沢山います。
自分や家族、仲間の命を守るための知識を付け、道具をそろえる事はとても重要な事です。
まずは、目的地はどんな場所でどんな危険やトラブルが想定されるのか?
目的地周辺は今の時期どんな危険生物がいてどのような危険があるのか?
などをしっかり想定して必ずファーストエイドキットなどを用意してください。
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オートキャンプとは自動車(AUTO)を利用したキャンプのことをいいます。
キャンプ場からも車で直接テントサイトまで乗り入れることができて、サイト内に車を駐車させてキャンプすることができます。
最近ではテントサイト横までアスファルト整備され車での乗り入れが簡単になったり、
テントやタープなどのキャンプ用品レンタルの充実など、どんどん敷居が低くなってきています。
※キャンピングカーでのキャンプだけではなく、ミニバンやステーションワゴンなどでもオートキャンプになります。
宿泊をせずに日帰りで行うキャンプのこと。
基本的には日中だけ行い、夜間は行わないキャンプのことで
バーベキューなどを楽しむキャンプのことをデイキャンプといいます。
大自然を感じながらみんなで食事をするって素敵ですね。
欧米で新たなキャンプスタイルとして注目されるキャンプスタイル。
グランピングとは「グラマラス×キャンピング」のことで、
高級ホテルのような空間で高級ホテル並のサービスが受けられる豪華キャンピングの事。
参加者はキャンプの準備をほとんど行わず、手ぶらで参加。
ベットや洗面所、暖房器具を備わっており、快適に優雅に自然を満喫するスタイル。
キャンプ場ごとに違いはありますが、宿泊施設はテント以外にバンガロー、ロッジ、コテージ、トレーラーハウス、パオなど様々な宿泊施設が用意されています。
費用的にテントと比べると高くなりますが、BBQスペース・エアコン・暖房器具を完備している施設もあるので真夏や真冬には便利です。
ファミリーキャンプはしたいけど、虫がどうしても苦手だからテントはNGという方にとっても強い味方だと思います。
キャンプに興味があり、これからキャンプを勉強する、キャンプ用品を集める方などは、最初に敷居の低い宿泊施設を利用して周りのキャンプサイトの雰囲気やキャンプグッズを勉強するのもいいのではないでしょうか。
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キャンプ場などに設けられる、簡易な宿泊小屋のこと。テントを木造にしたようなもので、 基本的には洗面台やトイレ、シャワーなどはなく、マットや寝袋などは持参する必要がある。 基本的に1部屋しかなく、大きなバンガローでも6人程ほど。 最近ではコンセントや冷暖房があるバンガローも増えてきているみたいです。 |
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アウトドアで使われるテントの一種。 |
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アウトドアで使われるテントの一種。 |
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コテージと同じ扱いになる事が多いようですが、コテージとの違いは、コテージのように独立した形ではなく、 一棟に何軒かつながった構造で共同浴場などになっているケースが多いようです。 キッチンや冷暖房、コンセントは設置されいるキャンプ場が多いみたいです。 |
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1グループ1棟の独立した施設。 |
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トレーラーハウスとは、タイヤのついたシャーシーの上に建物が乗っている形態 で移動できるもの。 つまり 「タイヤがついたプレハブ住宅」みたいな感じですね。 キャンピングカーと類似点もありますが、キャンピングカーは牽引して使用するのに対し、 トレーラーハウスは一定の場所に設置して使用するという大きな違いがあります。 |
車で2時間以内の場所がベスト。渋滞も考慮すること。
キャンプ場周辺で自然災害(土砂崩れ・鉄砲水)や交通トラブルがないか確認する。
市街地に近いキャンプ場の土曜や夏休みの時期は要注意!
病院やスーパー、温泉や観光地の情報を収集すると何かと役立つ。子供のいる世帯は周辺の遊び場もチェック。あと近くに墓地があるかどうか。。。
キャンプ当日は祭りや花火、イベントはやっていないか確認する。
雨が降った時の行動予定も考えとく。
時期や場所によっては虫に気を付ける。対策も万全に!予約時に管理人に虫情報を聞いて、その虫にあった予防グッズと応急処置グッズを用意する。
徒歩での時間と水深も確認する事。電話で問い合わせすると完璧。
サイトの数と広さを確認する。(最低80〜90uの広さがなければ窮屈でリラックスできない。100uあれば分)※木陰サイトなどもあるので管理人に確認! あとは隣接サイトとの距離は十分離れているか 、予約するサイトが他の人の通路にならないか、炊事場・トイレとの距離は近いか遠いか確認する。
チェックイン・チェックアウトの時間を確認する。
管理人が24時間駐在するのか、管理棟はどこにあるのか、どんな人柄なのか、口コミや電話で確認する。
当日の支払い方法を確認する。
洗濯機・乾燥機の数と費用、利用時間を確認する。トイレは水洗かどうか、清潔かどうか口コミやブログで調べる。
キャンプ用品レンタルの種類と費用を問い合わせる。初心者の方は組み立てを手伝ってくれるか確認!
定員後入場規制があるキャンプ場がベスト。
駐車場からテントサイトまでの距離を調べる。重い荷物がある場合は重要!/
車の門限は何時か調べる。
花火はできるのか調べる。また花火の場所も確認すること。
AC電源があるか確認する。またAC電源が使えるサイトの利用料も確認する。
ペットの同伴はできるのか確認する。
直火が可能か確認する。※準備する道具が変わってくるので注意が必要
芝サイトか、土か確認する。
■芝生・・・見た目〇、クッション性が良く寝心地が良い。ペグも比較的良いが水はけ注意。
■土 ・・・寝心地〇だが、強風時は土埃注意。雨の場合は汚れが付きやすい&水はけが悪い。
■砂利・・・水はけがよく、ホコリがたちにくいが、ペグダウンは難しく寝心地が悪い。
■砂 ・・・歩きにくい&テントに砂が入り大変。真夏時には砂が非常に熱くなるので注意。
キャンプ場を調べると「区画サイト」「オートサイト」「フリーサイト」という言葉を目にします。
区画サイト、オートサイト、フリーサイトについて説明します。
キャンプサイトがロープなどで区画分けされ、テントの設営スペースが区画毎に割り当てられたサイトのこと。
車をテントの脇に駐車してキャンプできるサイトです。キャンプ場によっては、AC電源、水道、ポーチ灯付のサイトもあり。
家族だけ(少人数)なら区画サイトがおすすめです。
重い荷物(クーラーボックスやテント)を車から降ろして、すぐにテント設営や調理などの準備が出来るの事がメリットです。
また、車が目隠しになり、ある程度のプライバシーが保てるのもオートサイトのいいところです。
3家族ぐらいになると、2区画ほど借りるケースもあります。
デメリットはフリーサイトより値段が高い事です。
区画が仕切ってないサイトの事をいいます。
車は駐車場に停めておくことになりますので荷物の運びだしが面倒ですが、
メリットとしては、オートサイトより値段が安く設定されており広々とキャンプを楽しめます。
但し、区画が仕切ってないので隣との境界線がなく、プライバシーを気にする人には向きません。
キャンプ場には予約ができるキャンプ場とできないキャンプ場がある。
まずは自分たちのキャンプの目的と、何をしたいのかはっきり管理人さんに伝えることが
キャンプ成功につながる大切な事です。
できれば下見をするついでに管理人さんと話して予約する事が一番ですが、
無理な場合はインターネットで目的のキャンプ場のレビューやブログなどを確認するといいでしょう。
キャンプ予定日が決定していなくても、できれば可能性ある日を複数予約するといいかもしれません。
一般的に予約キャンセル料が発生するのは1週間前になりますので複数予約をすると調節できるので便利です。
また、有料会員があるキャンプ場では、会員が優先的に予約がとれる場合もあるそうです。